日と月の詩  タロットの言霊

占いサロン≪月の雫≫所属  北海道旭川近郊でタロット占いをしています。 出張もしますのでお気軽に。。。

大アルカナ9番 隠者



ずいぶんですが
久しぶりに
カードの解釈をしてみましょうか(笑)



過去のブログを読んでいない方のために

このカードは
セレスティアル・タロット
といい
星座がモチーフになったカードです
小アルカナまでもが星座に対応していて
「髪の毛座」に対応しているものまであります


その為
カードの絵柄も独特で
副題がついているのですが
解説書が英文のため
日月には読めません



そこで
このカードを
絵柄などから読み解いてみよう
ということを試みています


日月だけでは
偏った読み解き方になるかもしれないので
皆様にもお手伝いしていただこう
ということから始まりました


過去のカードは
カテゴリーの「カード」に書かれています



では
前回からの
続きということでσ(⌒▽⌒;)
9番目のカード
「隠者」です


隠者



カード上部には
「ヴィルゴ」
と書いてあります


「ヴィルゴ」は「乙女座」のこと

この「隠者」のカードは
「乙女座」に対応しています




ではカードの絵柄から
読み解いてみたいと思います



カードには
「乙女座」と「水星」の
占星術記号が記されています


そしてヘブライ文字の
「ヨド」
意味は「手」ですね



カードに描かれている女性は
「乙女座」のモデルである
大地の女神「デメテル」
もしくはその娘「ベルセフォネー」でしょう



女性は
左手に麦の穂を携え
右手からは虹が出ているように見えます


女性の後ろには
カンテラを持ち
目深くフードをかぶった人物が描かれています


このカンテラを持った人物が
「隠者」その人なのでしょう


カードの副題は
「かしこい乙女」とあります


ということは
この女性は
「ベルセフォネー」なのでしょうか?


「デメテル」
「ベルセフォネー」
どちらであっても
「乙女座」の神話は同じですね



では
神話からもカードを探ってみましょう



かいつまむと
大地の女神デメテルには
美しい娘ベルセフォネーがいました

このベルセフォネーをわがものにしようと
連れ去ってしまったのが
冥府の王ハデス

突然消えた娘をデメテルは探し求めます
デメテルの嘆きで地上の草花も枯れ果ててしまいました
やがて
冥府の王ハデスが冥府に連れ去ったことを知りました

このままでは地上には草花がなくなってしまい
荒野と化してしまいます
神々の王ゼウスはこのままではいけないと
ハデスにベルセフォネーを地上に返すように言います

ゼウスの命に仕方なく応じたハデスは
ベルセフォネーが地上に戻る前に冥府のザクロを食べさせます
冥府の食べ物を口にしたものは必ず冥府に戻らなくてはなりません

ベルセフォネーは1年のうち9か月を地上で
残りの3か月を冥府で過ごさなければならなくなりました
ベルセフォネーがいる間はデメテルも喜び
地上に草花が生い茂りますが
ベルセフォネーが冥府に戻る3か月は
デメテルの嘆きで草花も枯れ果ててしまいます
こうして地上に冬ができたのです


とまぁ
こんな感じの神話です


この神話から見えてくるのは
ザクロを食べる前によく考えていれば
冥府に戻らなくてもよかったということ


とても副題の
「かしこい乙女」とは思えないですよねσ(^_^;)



「隠者」のキーワードは「探究」
指針は「思慮深く、隠れてことを運ぶべし」


ハデスは
ベルセフォネーを自分の手元に置くために
ザクロを与えます


地上に戻れることを喜び
深く考えなかったベルセフォネーは
言われるがままにザクロを食べてしまいます


ここからもわかるように
自分の計画をなすためには
思慮深くなくてはならないということ



まるで「隠者」は
はかりごとをしたハデスのようですよね


副題の「かしこい乙女」は
その通りであればずっと地上にいられたのに
という反面教師のようにも思えます



「隠者」は常に
自分の心を「探究」するもの
世間のこと
世俗のこととは無縁の人物です



でも
このカードの絵柄
神話から得られるのは
自分だけではなく
人の心も「探究」することの大切さ



世間に目を背けていては
真の「探究」にはならないということ



この「隠者」は
そのことを伝えてくれているように思えます



では
このカードに対する
皆様のご意見などをお待ちしていますね










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この記事のコメント

やはり、このカードは難しいと思う反面 人間の光と闇の対峙が必ず描かれているように感じますね(^^;;

2016-01-11 Mon 16:56 | URL | #-[ 内容変更]
コメントありがとうございます(*´∀`*)
光と闇の対峙・・・そうなのかもしれませんね。
本当に奥深いと感じるカードです。
2016-01-13 Wed 23:28 | URL | 天宮日月 #-[ 内容変更]
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