日と月の詩  タロットの言霊

占いサロン≪月の雫≫所属  北海道旭川近郊でタロット占いをしています。 出張もしますのでお気軽に。。。

大アルカナ 8番 力





こんにちは
日月です



8番目
【力】
のカードになりました



力



いつものように
カード上部に書かれた文字ですが
レオとあります
レオは獅子座のことです



【力】のカードは
一般的にも
ライオンが描かれていますが
このカードも
獅子座とあるからか
素直にライオンが描かれています



カードの絵柄に書かれた記号は
ヘブライ語のテト
獅子座のマーク
太陽のマーク
占星術上の記号です



このカードの絵柄を見てみると
先に書いたように
ライオンがひれ伏した状態で描かれていますね



ライオンを従えているのは
女性です
これも一般的な力のカードと同じです



一般的なカードと違うのは
女性の左腕に蛇が巻き付いていることです



この蛇
どこから出てきたのか?



今までのカードでは省いていましたが
(カードに象徴として描かれていなかったので)
カードに書かれたヘブライ語には
1文字とはいえ意味がそれぞれにあります
このカードに書かれた「テト」
というヘブライ語の意味は「蛇」なのです



女性の腕に巻き付いた蛇は
ヘブライ語の象徴的絵柄だと思います



では
このカードの副題ですが
「獅子座 ライオンの心を持てる麻薬」
と訳してみました



今までの副題も英文を訳していたのですが
この英文はずいぶんと訳すのに悩んだので・・・
もしかしたら
違う訳しかたがあるかもしれません



とりあえず
「ライオンの心を持てる麻薬」
として考えてみます



ライオンの心を持てる麻薬
言い換えるなら
麻薬はライオンのような
強い気持ちになることができる
ということでしょうか
これだけではわからないですね




では
いったいどういうことなのか
まずは
獅子座の神話を見てみましょう



獅子座の神話は
蟹座の神話と同じく
ヘラクレスの難行の話のうちのひとつで
最初の難行になります



ヘラクレスに難行を与えた領主は
ヘラクレスの叔父にあたるのですが
甥であるヘラクレスが若い頃から
功績をあげていることを快く思わないばかりか
疎ましく感じていたので
自分が与える難行で死んでくれればいいと思い
命がけでも難しいような試練ばかりを言いつけました
その最初の難行が
ネメアの森に棲む不死身のライオンを仕留めろ
というものでした
このライオンは怪物テュポンが生んだ魔性の獣で
堅い皮膚を持ち
弓矢や剣は歯がたたず役に立ちませんでした
この刃物がきかない獰猛なライオンに対し
ヘラクレスはこともあろうに素手で挑み
三日三晩首を絞め続けて絞め殺しました
女神ヘラはライオンの戦いぶりを気に入り
獅子座として星座に加えたのです



さて
獅子座の神話はここまでですが
副題にある
「ライオンの心を持てる麻薬」
どのように考えるべきでしょうか



この絵柄にあるのは
ひれ伏したライオンです
このライオンは
人の心にある獣性を表している
と考えるならどうでしょう



この女性は
ライオンを従わせることによって
自らの内面にある獣性を克服したことを
端的に表しているのではないでしょうか
女性であるのは
カードの名称にある「力」が
いわゆる力ずくではないということでしょう



人の内面にある獣性とは
力ずくで従わすことのできるものではありません
ここでいう「力」とは
人間らしく解決する為の力
精神力のことでしょう



ここで
副題に戻りますが
ライオンを獣性と捕らえるならば
「ライオンの心を持てる麻薬」
のライオンの心とは
獣であるが故の物理的な力からくる強者の心
麻薬とは
弱肉強食においての強者の陶酔を
それぞれ意味しているのではないでしょうか



力だけでは何も解決しないことを
もっとも大事なのは
努力や忍耐などの精神力であることを
物理的力による攻撃で得る勝利は
一過性のもので
その勝利の陶酔は麻薬で得られるような
短いものでしかないことを
表しているように思います



「力」の徳は
勇気・忍耐です



本当の力とは
物理的な獣性が示すような力ではなく
立ち向かう勇気や
時がくるまで耐える忍耐などの
人間的な精神力である

このカードは教えてくれているように感じます




では
今回はこのあたりで終わります



次回は9番
私が好きなカードのひとつになります



このカードに対する
皆さんからのご意見お待ちしていますね



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